荘内神社(しょうないじんじゃ)は、山形県鶴岡市にある神社である。庄内藩主酒井家の四人の先祖を御祭神として祀っている。鶴岡市のほぼ中心部にある、庄内藩主の居城であった鶴ケ岡城の本丸址に所在している。社殿は、本殿、参集殿、宝物殿の三つに分かれる。本殿には祭神として、酒井忠次公、酒井家次公、酒井忠勝公、酒井忠徳公、が祀られており、主に加持祈祷やお祓いなどが行われる。参集殿は、結婚披露宴・各種宴会・講演会・各種展示会などに使用され、宝物殿には酒井家より奉納された歴代藩主ゆかりの宝物や、旧家などから奉納された御雛様、五月人形、絵馬、屏風、等の約2000点が展示されている。また、社殿の周りとその周辺にある鶴岡公園内には、桜の木が多く植えられており、春になると多くの花見客で賑わう。毎年8月には、荘内神社のお祭である「荘内大祭」があり、市民が江戸時代の服を着て町中をねりあるく大名行列が行われる。年末年始の初詣には、主に酒井家に縁のある人々や、神社周辺の地元住民の参拝者が多く訪れる。
山形県鶴岡市馬場町4-1
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