越木岩神社(こしきいわじんじゃ)とは、兵庫県西宮市越木岩町に鎮座する神社。前身は延喜式神名帳に載る大国主西神社であるとされる。
子宝・安産・商売繁盛のご利益があるという。
ご神体は「甑岩(こしきいわ)」と呼ばれる周囲約40m、高さ10mの巨大な聖石である。大阪城の石垣を造る時に、切り出そうとして祟りがあったと伝えられる。願いを込めて一周するとご利益が得られるという。
また、甑岩北方の境内の最奥部にも巨石群があり聖石とされ、周囲の鬱蒼とした森は、県天然記念物「越木岩神社社叢林」とされている。
境内の御神水所には罔象免大神(みずはのめ - )が祀られている。俳諧の祖・松尾芭蕉も、この地を訪れ、『さざれ蟹 足這い上がる 清水かな』と詠った。この御神水は室町時代より身体に良いといわれ、ラジウムが多く含まれていることが分かっている。
兵庫県西宮市甑岩町5-4
開運 | 安産 | 出世・仕事・商売繁盛 |