相即寺(そうそくじ)は、東京都八王子市の寺院。
寺伝によると天文15年(1546年)、忍誉上人が開創。天正年間八王子城落城のさい同寺縁故の283人の戦死者の首を引取って堂内に埋葬、その霊を供養した地蔵が堂内にある。
その後、昭和20年に東京品川より疎開して来た神尾明治君(当時九歳)が米軍戦闘機の銃撃で幼い命を落した。知らせを受けてかけつけた母親が堂内150体の地蔵の中から、亡くなった子によく似た地蔵を見つけ、その背に生前大切にしていたというランドセルを背負わせて供養したことが、ランドセル地蔵の縁起となった。
東京都八王子市泉町1132