世田谷八幡宮(せたがやはちまんぐう)とは、東京都世田谷区宮坂一丁目にある神社である。御祭神は八幡大神(応神天皇)、仲哀天皇、神功皇后を祀っている。
寛治五年(1091年)後三年の役(1083〜87)の帰途、源義家がこの宮の坂の地で豪雨に会い、天候回復を待つため、滞在することとなり今度の戦勝は日頃氏神としている八幡大神の御加護に依るものと思い、豊前国の宇佐八幡宮の御分霊をこの地に勧請し祀った。後に世田谷城主七代目の吉良頼康が天文十五年(1546年)社殿を再興させて発展させた。
最寄駅の東急世田谷線宮の坂駅の駅名はこの神社の脇にある宮の坂に由来している。
東京都世田谷区宮坂1-26-3