月讀宮(つきよみのみや)は内宮(皇大神宮)別宮で、三重県伊勢市中村町にある神社である。「月読宮」と略字表記される場合がある。外宮(豊受大神宮)から約3.8km、内宮から約1.8kmの五十鈴川中流域の中村町に位置する。
祭神は月讀尊(つきよみのみこと)。「つきよみさん」とも呼ばれるが、同じく「つきよみさん」と呼ばれる外宮別宮の月夜見宮の祭神「月夜見尊」は本別宮と同じ神とされている。
境内社に葭原神社(あしはらじんじゃ)があり、内宮の末社格となっている。御祭神は佐佐津比古命(ささつひこのみこと)、宇加乃御玉御祖命(うかのみたまのみおやのみこと)、伊加利比売命(いかりひめのみこと)で、いずれも田畑を守護する五穀の神。
樹齢800年の楠が月読宮のパワースポットと言われている。両手の手のひらをいっぱいに広げて触れると、楠の幹を通る地脈からのパワーを感じられるという。
三重県伊勢市中村町742-1