河口浅間神社(かわぐちせんげんじんじゃ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある浅間神社である。
貞観6年(864年)の富士山大噴火を鎮める為に、翌年、富士山と対峙する河口の地に富士山の神を祀ったことに始まる。古くから鎌倉街道沿いに位置し、交通の要衝として栄えた河口地区の神社としても信仰を集めた。
当神社にて行われる河口の稚児舞は山梨県の指定無形文化財に指定されている。
天然記念物に指定されている「神代の七本杉」がある。そのうち「七本杉の父母(ふたはら)」と呼ばれる二本の杉は、男は右から、女は左から杉の外側を廻り向こうで巡り合い、二人で杉の間を通り抜け参拝すると縁が結ばれるという。一番奥の「七本杉の天壌(てんじょう)」は、樹高43.0m、根回りが30.0mもある。
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1