西金砂神社は、茨城県常陸太田市の西金砂山の頂上に鎮座する神社。祭神は大己貴命と国常立命と少彦名命。大同元(806)年に天台僧の宝珠上人が、社殿を造り祭壇を設けて、近江国比叡山の日吉神社の分霊を勧請・祭祀したのが始まりとされる。社地は自然林に囲まれた西金砂山の一帯を占めており、御神木の老杉、推定樹齢700年の大イチョウ、大サワラなど、茨城県の天然記念物にも指定されている名木の数々を見ることができる。72年ごとに行われる大祭礼や6年毎に行われる小祭礼、それらの際に奉納される田楽舞(ともに茨城県指定文化財)でも名を馳せてる。日本最大級の磯出の祭事である金砂神社磯出大祭礼でも有名。
茨城県常陸太田市上宮河内町1915