織姫神社(おりひめじんじゃ)は、栃木県足利市西宮町にある神社である。1200年以上の伝統と歴史をもつ足利織物の守り神。
織姫山の中腹に建つ朱塗りの美しい神殿は足利名勝のひとつともなっている。古墳もある。
1705年(宝永2年)に土地住民により創建された。のちに通4丁目の八雲神社の境内社としてまつられた。1879年(明治12年)8月24日に通4丁目の八雲神社から織姫山に遷座されたが、1880年(明治13年)9月10日に火災により焼失した。しばらく仮宮のままであったが、1934年(昭和9年)に再建事業を開始し、1937年(昭和12年)に現在の社殿が完成した。平等院鳳凰堂をモデルとしたという。その後一時衰退したが、平成期になってから林吉郎によって再興された。神社造営碑は幅2.7メートル、高さ7.5メートルで題額は金子堅太郎、撰文は徳富蘇峰、書は書家の岩澤亮一の手による。
2010年(平成22年)7月より織姫神社と同市内の門田稲荷神社(下野國一社八幡宮境内社)を中心に「あしかがひめたま」という萌えおこしが行われている。織姫神社と門田稲荷神社(下野國一社八幡宮境内社)の祭神に由来する「おりひめ(ひめちゃん)」と「みたま(たまちゃん)」がキャラクター。
栃木県足利市通3丁目2589