扇森稲荷神社(おうぎもりいなりじんじゃ 通称こうとうさま)は、大分県竹田市に鎮座する神社。
商売繁盛・家内安全・交通安全・学業成就の神。 商売繁盛は、会社繁盛、五穀豊穣、漁業大漁を祈願するものでもある。通称「こうとうさま」日本10大稲荷にも数えられ、毎年、初詣に数万人単位の参拝者が訪れる。
記録では岡藩中川公により1616年に稲荷神社として創祀され、天保の年、「扇の森」の社号を贈られたことから「扇森稲荷神社」が正式名称であるが「こうとうさま」と呼ばれることが一般的である。その名称の起源が明らかでないが、近隣から約1500年前の古墳(扇森山横穴墓と稲荷山横穴墓群) が発掘されており、この古墳が祖霊社であり、何らかの信仰の地であったことが推測される。拝殿の裏側にある金比羅峠からは、阿蘇、久住、霊峰である祖母山が一望できる絶景の眺望を誇るパワースポットである。
大分県竹田市大字拝田原字桜瀬811