皇居(こうきょ)は、天皇の平常時における宮殿・住居である。現在は東京千代田にある。「皇居」の呼称が広く用いられるようになったのは現皇居からである。
明治以降の皇居は、江戸時代末期まで徳川将軍家が居城としていた江戸城跡にある。
皇室関連施設のうち、宮殿、宮内庁庁舎などは旧西の丸に位置するが、天皇の住まいである御所は江戸城の「吹上」、現在の「吹上御苑」に建てられている。旧西の丸と吹上御苑は道灌堀という堀で隔てられている。城郭としての江戸城は本丸、二の丸、三の丸および西の丸部分のみを言い、道灌堀の西側にある庭園部分は厳密には江戸城には含まれないので、御所は城郭としての江戸城跡に建っているわけではない。
風水的には、富士山と秩父山系の気が流れ込む作りになっているという。天海僧正が結界を張った、という言い伝えもある。
皇居正門にかかっているアーチ型の橋を「正門石橋」、その奥の鉄橋を「正門鉄橋」というが、この奥の正門鉄橋、通称「二重橋」がパワースポットと言われている。
桜田門から二重橋付近、和田倉噴水公園と向かうコースを散歩すると良いという。
また2014年には、天皇陛下の傘寿を記念し、春と秋の2回、皇居南東側にある坂下門から北東側の乾門までが「通り抜け」として開放されることになった。このコースもパワースポットとして注目を集めている。
東京都千代田区千代田
地 大地・地球を意味し、固い物、動きや変化に対して抵抗する性質です