焼山寺(しょうさんじ)は徳島県名西郡神山町にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第十二番札所。摩盧山(まろざん)正寿院(しょうじゅいん)と号する。本尊は虚空蔵菩薩。
深い山中にあるため、四国八十八箇所霊場の中でも随一の難所として知られる。また、阿波霊場三難所の一つにも数えられ「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれる。
本堂左奥から約1.1kmの登山道が伸びており焼山寺山頂(938m)の奥の院に通じる。蔵王権現を祀った堂のほかに竜王窟や大蛇封じ込めの岩がある。
徳島県名西郡神山町下分地中318