最上稲荷(さいじょういなり)は、岡山県岡山市北区にある日蓮宗の寺である。正式名称は、最上稲荷山妙教寺。
所在地が岡山市高松地区であることから高松稲荷(たかまついなり)と称されることもある。日本三大稲荷の一つ。高さ27.5メートルの大鳥居でも知られる。
寺伝によれば、報恩大師が天平勝宝4年(752年)に孝謙天皇の病気平癒の勅命を受けて、吉備山中の八畳岩で修法し、最上位経王大菩薩を感得、天皇は全快したことに始まるという。この八畳岩がパワースポットと言われている。
歴史のある寺院であるが、戦後一時日蓮宗より独立(昭和29年7月24日)し、最上稲荷教総本山妙教寺となっていたが、平成21年7月に古巣の日蓮宗に復帰した。それに伴い、包括宗教法人最上稲荷教は、残務の整理がつき次第解散される運びとなる。
岡山県岡山市北区高松稲荷712
出世・仕事・商売繁盛 |