法華寺は兵庫県豊岡市の日蓮宗の寺院。通称「赤花鬼子母神」。身延山久遠寺を総本山とする。
鬼子母神は子授け、子育て、安産の神様として崇拝されていてる。「法華経」の中に登場する神様で、1000人の子供を生み育てた。しかし、自分の子供を愛する代わりに、他人の子はさらっていって殺してしまった。これを見たお釈迦様は、懲らしめるために彼女の子供の1人を隠してした。鬼子母神は最愛の子が消えてしまったのを知り、狂ったように探すが見つからず、仕方なくお釈迦様に助けを求めると、お釈迦様は「1000人の子供の内、たった1人いなくなっただけで、嘆き悲しんでいる。子供をおまえにさらわれた親の悲しみはどれほどかわかるか」と訊ねまた。鬼子母神は、お釈迦様の教えを受け、以後改心して全ての子供たちとお釈迦様の教え、またお釈迦様の教えを信じる全ての人たちを守ることを誓った。これ以降、鬼子母神は鬼ではなく、仏教と子供の守り神となった。
鬼子母神大祭が、毎年4月第3土・日曜日の2日間に行われる。
兵庫県豊岡市但東町赤花398