堂ヶ島(どうがしま)とは、静岡県賀茂郡西伊豆町にある景勝地。浮石質凝灰岩が駿河湾の荒波により侵食され、断崖絶壁となったもの。
その美しさから「伊豆の松島」と称えられる。長い年月の海触によりできた天窓洞(昭和10年天然記念物指定)があり、中央の天井は抜け落ちていることから名づけられた。上よりその口を開けた様も見ることができ、堂ヶ島マリンの遊覧船で中に入ることもできる。
堂ヶ島の三四郎島は、象の形をした象島を含め3島の総称で、源頼朝の家臣・伊豆の三四郎にちなむ。三四郎と町の娘「小雪」との悲恋伝説が残っている。干潮時に干上がった海底を歩いて渡れる「トンボロ現象」が見られる。
静岡県賀茂郡西伊豆町