小網神社(こあみじんじゃ)は、東京都中央区日本橋の神社。稲荷大神を主祭神とする。伊勢神宮を本宗として、文正元年(1466)に産業繁栄と疫病鎮静の神として鎮座された。
その昔、太田道灌はこの神社に崇敬し、ときどき参拝し、社地を奉じ、社殿を造営したと言われ、小網の名も彼が付けたといわれている。
また「小網町」という地名もこの神社から付けられたものである。戦時下において、この神社の「強運厄除守」を奉載した者の多くが無事帰還したことから、各地から強運厄除けの授かりをうける参拝者が多かった。
日本橋七福神の福禄寿と弁財天が祀られている。福禄寿は福徳長寿の神、また弁財天は営業隆昌、学芸成就の神として、親しまれている。
境内に涌く水「銭洗いの水」でお金を洗うと、商売繁盛、お金が貯まるといわれている。
5月の大祭には東部有数の神社大御輿で賑う。11月下旬には奇祭どぶろく祭りが行われる。
東京都中央区日本橋小網町16-23
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