唐沢山神社(からさわやまじんじゃ)は栃木県佐野市の唐沢山山頂にある神社。藤原秀郷を祀る。
祭神の藤原秀郷は俵藤太(田原藤太)の別名でも知られ、下野国押領使として唐沢山に唐沢山城を築城し、秀郷の子孫の佐野氏が居城した。秀郷は平将門の乱を鎮圧して鎮守府将軍となったことから忠皇の臣とされ、秀郷の後裔や佐野氏の旧臣らが中心となって秀郷を祀る神社の創建が始められ、明治16年(1883年)、唐沢山城の本丸跡地に創建・鎮座された。明治23年(1890年)に別格官幣社に列格した。
当社より西2kmの佐野市(旧安蘇郡田沼町)新吉水にある秀郷の墓所は、飛地境内となっている。
栃木県佐野市富士町1409