称名滝(しょうみょうだき)は、富山県中新川郡立山町にある立山連峰を源流とする滝。350mという日本一の落差を誇る四段構成の滝である。弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込む。
名称は、法然が滝の轟音を南無阿弥陀仏という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられている。
雪解け水が多く流れ込む春などには、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて、2つの滝が流れ落ちる。また、特に流量が増した場合には、ハンノキ滝の右側にソーメン滝も現れて、3つの滝が並んだ光景を見ることができる。
国指定の名勝および天然記念物であり、日本の滝百選に選定されている。
富山県中新川郡立山町芦峅寺